水は歯科治療の盲点(ハイクロソフト水)

歯科治療の成功の条件として「水」を考えたことはありますでしょうか?歯の治療の工程において「水」は必須です。

歯を削る時にはタービンというドリルを使います。

歯を削る時には「水」を口の中に送り込みながら行います。高熱を冷やす必要があるから、です。また削り取ったものを洗い流し取り除くために「水」を使用します。2018年の現代においては、日本中のほとんどの歯科医院では患者さんに使う歯科治療器具を滅菌を行っています。吉本歯科医院でももちろん患者さんお一人お一人の診察のたびに滅菌された治療セットをご用意しております。

しかし、盲点があるです。これらの器具を患者さんのお口の中で扱う際にお口の中に直接入れる「水」ははたして清潔そのものなのでしょうか?その「水」は一体どこから流れてきているものなのでしょうか?その「水」が流れてきている医院の水道管ははたして清潔そのものなのでしょうか?細菌やバイキンが繁殖してはいないのでしょうか?吉本歯科医院では開業以来、「治療に使う水」「歯科医師やスタッフの清潔を保持する水」に対して意識を払ってまいりました。歯科治療成功のためには器具を滅菌するだけでは不十分であると考えております。器具を滅菌しても患者さんのお口の中に直接入れる水、治療中に使用する水は清潔そのもの、と言えるのでしょうか?

水についてお伝えしておかなくてはならない、と私が強く思ったことがりました。歯科医院には診療台、いわゆるチェアや、さまざまな治療器具があります。そういった機械のメインテナンスを行なってくれる歯科専門の会社があるんですね。吉本歯科医院では定期的に機械メインテナンスを行います。その日も定期的な機械のメインテナンスを行なってくれていました。
すべての作業が終了した時に担当の方がこんなことを私に話してくれました。

「院長先生、先生のところの医院の水のフィルターはまったく汚れていないですね。すごいですね。通常の医院さんであれば2年ほどで真っ黒に汚れてくるんですが・・・。記録では10年が経過していますが、交換する必要がないくらいフィルターがキレイでした。こんなことはいろんな医院さんをメインテナンスしていて初めてです。」と。

さらに、こんなこともあったのです。治療中の患者さんと話をしている時のことです。「吉本先生、月曜日の朝一番の治療はやめろってよく言われますがここは大丈夫ですか?」これは一体どういう意味かおわかりになられますでしょうか?「月曜朝一番の治療」ということは、土曜日に診療が終わってから日曜が休みなわけです。日曜だけでなく長期休診の場合その間のたまり水が朝一番の治療の方の口の中に吹き出るということです。随分前から、歯科用診療台(チェア)を循環する水の中に細菌の生息が確認されることがあり業界でも何度も問題になっています。日本の水は非常にきれいでどこの水道水をひねっても残留塩素が確認され飲用できます。飲んだからといってお腹を壊すような水は出てきません。しかし、例えば夏や梅雨の季節、あたたかい時期や湿気が強い時期に何日か診療を休んだ後の歯科用診療台の配管にたまった水の中に、細菌の生息が確認されることがあります。直ちに人体に影響を及ぼすものではありません。休み明けにしばらく水を出しっぱなしにし洗い流すなどの作業を行なえば問題はありません。歯科専門雑誌the quintessence.vol3の中にこんな記事が紹介されています。

「歯科用ユニット(治療台)水ラインの細菌の存在は許されるのか?」

「歯科治療において歯科用ユニットの給水系はなくてはならないものである。タービンや電気エンジンで口腔内において歯や金属を削るとき、注水がなければかなりの熱が発生し、生活歯では歯髄に強い障害が生じるし、焼け焦げたにおいの発生や金属切削片の飛沫などで診療室の衛生環境が非常に悪くなる。歯科用ユニットの給水系は水道水である。家庭での蛇口から出る水道水には基本的に細菌はほとんど存在しないが、歯科用ユニットの給水系にはかなりの数の細菌が存在している。これは主に、給水系の残留塩素の減少と、給水系チューブ内面に形成されるバイオフィルム(細菌のかたまり)が原因である。ただし、存在している細菌は病原菌ではなく、水道水中の水生菌であり、健康な人には無害とされている。ここでわれわれ歯科医師は考えることになる。無害ではあるが多くの細菌を含んでいる水を歯科用ユニット水として患者口腔内に注水することが許されるのであろうかと、タービンの水はきれいですか?(以上抜粋)※タービンとは歯などを削る回転切削器具の一つ

本全国の歯科医師会会員に送付される日本歯科医師会雑誌(約65,000部)にも似たような論文が掲載されています。日本歯科医師会雑誌Vol.61 No.9 2008-12「デンタルユニット給水系の汚染とその防止-チューブ内面でのバイオフィルム形成とフッ素コートチューブの汚染防止効果-」つまり多くの歯科医師はバイオフィルムの現実を知っている。News Letter of Yoshimoto Dental Academy Vol.42 3しかし手を打てないで困っているということです。歯科での治療椅子を使用した治療方法は注水される水は直接患者さまの体内に取り込まれるという特性を持っています。直接、下記の水が体内に取り込まれるのです。

①うがいの水

②歯を削る時のドリルの水

③スプレー使用時の水

④歯石を除去する時の水

⑤歯周ポケット内部を洗浄する際の水

使用器具の滅菌や使い捨ての製品を用いたとしても、盲点となっているのがこの「治療に使う水」です。吉本歯科医院の治療台から出る水はどのチェアから出る水も

「飲めます」手を洗う洗面台の水も飲めます。歯ブラシをされる洗面台の水も全て飲めます。どうぞご安心ください。そして吉本歯科医院での治療がなぜ再発を起こさないのか?外科治療が成功していくのかそれは、細菌感染対策を徹底的に行っていくから、です。そして歯科治療に使う水にまでこだわっていくから、です。吉本歯科医院の院内に流れている水、院内から出てくる水は全て活水器を通した水です。高松市水道局から流れてくる水道管が吉本歯科医院に入る入口活水器を開業当時に設置しました。建物の建設当初に設置しました。理由は、建物全体の配管を汚さないため、です。院内の蛇口、診療台から出る水を定期的に必ず水質検査を行っています。これは2015年3月に行なった水質検査の結果です。

古い建物、マンションなどは、配管が汚くなっています。つまり配管や受水槽、高置水層の腐蝕や汚れです。

水道水の水はきれいだとしても、劣化した配管を通ってくる水は一体どうなのでしょうか?古いマンションになると配管が劣化し、水道の蛇口から出てくる水を最初にひねった時には赤茶色の水が出たりします。いわゆる赤水です。トイレの便器の貯まり水の周囲に黒いスジがついているのを見たことはありませんか?あれは、配管のさびや金属が混じっている証拠です。
さらに、カビや菌もついています。

さらに皆様はビルやマンションの配管が汚れているのをご存知ですか?ビルの管理組合が丁寧に丁寧に清掃しているところは安全かもしれません。しかしほとんどのビルの配管はどうなっていると思いますか?配水管はこんな感じです。水道水は2つの方法で蛇口から出てきます。

(1)受水層方式

水道水が一旦タンクに溜まり、溜まった水を屋上の高置水槽に溜めてから蛇口に送りだす。(マンションやビルはこのタイプがほとんどです)低層の場合、高置水層が無い場合もあります。

最近は減りましたが、香川県では水不足による断水が行われます。診療時間と断水が重なると休診にするか?ペットボトルに入れた水を掛けながら診療をするかの選択に迫られます。
そのため、受水槽を設置している歯科医院が香川県には特に多いのです。

(2)水道直結方式

タンクがない場合には水道水が蛇口に直結ですのでそのまま出てきます。(1)の水道水を貯水タンクに入れている場合にはタンクの水の取り扱い管理を徹底していないと水はすぐに菌が繁殖します。ことわざにもあります。「澱む水にごみたまる」水は流れ続けているとキレイですがたまっていると澱みます。澱むと菌が繁殖します。虫も湧きます。藻もはります。さて、こんな配管を通って蛇口から出てくる水はきれいなのでしょうか?診療台の配管を通ってきた水道水はきれいな水なのでしょうか?疑問です。では、そこで歯医者のチェアの水は飲めますか?と考えてみてください。

歯科の治療において診療台(チェア)の給水はなくてはならないもの、です。タービン(エアタービン)は、歯を削る回転切除器具です。

歯医者さんでキーンという音がしているものです。そのタービンや電気エンジンで口の中で歯や金属を削る時、もし水を注ぐ給水がないとしたなら口の中にはかなりの熱が発生してしまいます。歯科での治療用のチェアの給水は一般的には水道水です。一般的には歯科用チェアから出てくる「うがい水」「口の中を掃除する時に注水する水」「詰め物、被せ物を装着する時に洗浄する水」「歯周ポケットを掃除する時に注水する水」などです。

例えば、台所の流しに三角コーナーがありますが、ここにはよくヌメリがあります。主婦の方は、水周りを毎日のように使われているのでこのヌメリはよくおわかりになるかと思います。ヌメリは、細菌のかたまりです。たまり水はこのヌメリのようなものです。水は流れているときれいですがたまっていると澱みます。そんな水を飲むことはできません。しかし、考えてみて下さい。飲むことができないほどの水を口の中に入れて平気ですか?その水で歯の治療をしても大丈夫ですか?虫歯で歯を削って被せモノをする時に、その水で洗った状態でふたをして大丈夫ですか?という話です。歯科の治療で使われる水の出口を見てみましょう。まず①うがいの水です。

②ドリル使用時の水

③スプレー使用時の水

④歯石を取る時の水

⑤歯周ポケット内を洗浄する時の水

当院においての水は4種類に分けられます。

  • 一般水(歯みがき、洗面、トイレの水)
  • チェアから出る水
  • 殺菌水(ハイクロソフト酸化水)
  • 手術でつかう水(生理食塩水や殺菌水)

今回は①②のお話です。

わかりやすい事例として虫歯の治療をお話します。吉本歯科医院では、虫歯の治療方法そしてその行程内容が一般的な歯科医院さんとは違います通常の虫歯治療よりも時間も費用も通院回数もかかりますが、それでも中四国各地から多くの患者さんにご支持いただけているという理由のひとつが「虫歯が再発を起こさない」ということが上げられます。みなさん虫歯治療を思いだして下さい。虫歯になり、歯科医院で治療する際に、通常、虫歯部分を削ってその削った部分にふたをするためにかぶせ物(補綴物)や詰め物をします。そのかぶせ物をかぶせる際に、当院では特殊な接着技術を用いております。被せ物を行なう歯の削った表面を薬剤にて徹底的に滅菌します。その後、特殊な接着技術により、完全に封鎖するのです。この接着技術は吉本歯科医院のあらゆる治療に使われております。また言い換えればこの接着技術があるからこそ、他医院では決して治らない症例に対しても良い結果を出していけている、と言えます。

  • 抜かないといけないと診断された神経も残すことができた
  • 抜かないといけない診断された歯でも抜かずに治療することができた
  • 何度も同じところが虫歯になっていたが、治療後ピタリ再発が起こらなくなった
  • 歯の根っこ治療(神経治療)の消毒を何度繰り返しても痛みが取れなかったが治療後数日で痛みが緩和された。

 

これらの事例が成功するには「そうなるべくして治療をしている」から、なのです。治療が失敗するにも原因があるように、成功するのも原因があるのです。そしてその成功の原因の大きな要素として「治療で使用する水」は大きな要因なのです。発展途上国にボランティアで行っても、診療室や手術室の環境がまったく違うので同じ治療結果が出せないということに似ています。患者さんお一人お一人に使用する治療セットです。

患者さんのお口の中に直接入るものです。求められることは清潔そのものです。歯科での治療は出血が伴います。血液と唾液は皆さまもご存じのとおりさまざまな病気の感染源となります。厳重な取り扱いが必要です。滅菌パックに入っております金属性の治療器具はオートクレーブという高圧蒸気滅菌器により時間をかけ高圧滅菌を行います。

滅菌作業は大変高温になりますので的確に扱わないと私やスタッフも大やけどです。フロス歯間ブラシ電動ブラシは高温になるため高圧蒸気滅菌器に入れることはできません。そのため超音波洗浄を行います。さらにとっても優れた機械がこちらです。

これはハイクロソフト水という滅菌クラスの効果を得ることができる水を作りだす機械です。小さいですがすごい効果を発揮しています。人体には無害です。少量であるならば飲み込んでも問題はありません。医療の現場でよく騒がれる肝炎ウイルスやエイズウイルスなど数秒で死滅させます。吉本歯科医院では、高圧蒸気滅菌器(オートクレーブ)で滅菌できないものはこのハイクロソフト水を用います。歯科医師歯科衛生士歯科助手の手洗いはこの「ハイクロソフト水」を用いて行います。そうすることで可能な限りの清潔を保持することができています。「ハイクロソフト水」は手肌と同じ弱酸性で人にも環境にも優しく安全性が確立されています。「ハイクロソフト水」は少量の食塩と塩酸を含む水を電気分解したものです。強酸化水の5倍の殺菌効果、次亜塩素酸ナトリウムの50倍の殺菌効果があります。ハイクロソフト水はOー157対策などで医療関係、老健施設、食品メーカーなどでも設置されています。吉本歯科医院では、院内すべてに流れる「水」を常時清潔に保つことを保持し続けているのです。

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